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土地探しで外してはならないポイントとは?

土地はネットで気軽の探せるものになりましたが、ネットで出ている情報は限られています。価格や広さはわかりやすくなっていますが、細かい所までは確認しにくいこともあります。周辺環境やアクセス、騒音やご近所さんなどは考慮するとは思いますが、それ以外にも重要なポイントはいくつかあります。日本の土地柄、地震や台風など自然災害に強く、希望通りの家を建てられる土地を選べるように、今回ご紹介するポイントを是非参考にしてください。

地盤

日本は世界的に見ても地震が多い国です。そのため地震に強い家は、かなりの売りになる住宅の性能になっています。しかし、地震に強い家でも土地が地震に弱いと、その性能も発揮できなくなります。

例えば、埋め立て地は地震の際に液状化しやすく、地下水が流れている土地では地盤沈下の可能性があります。これらは住宅が傾いたり、最悪住めなくなったりする要因になるので、購入前に確認しておかないと、家族が安全に住むことができません。

確認するには、ネット上の「地盤サポートマップ」を使うとよいでしょう。

建蔽率

建蔽率も予め確認しておかないと、いざ建てよう!という時に、理想の間取りを実現できなくなります。注文住宅を建てる予定で土地探しをしているのなら、購入前に必ず確認しましょう。

建蔽率というのは、その土地にどれだけ広さまでなら家を建てられるかを数値化しています。そのため、土地全面を使って家を建てることができないこともあります。この建蔽率は地域によって異なります。理想の広さの間取りについてある程度考え、最低でもどれだけの広さにしたいかを決めておかないと土地を探す際に決めにくいかもしれません。

容積率

容積率も建蔽率と同じく、土地に建てられる家の大きさを限定するものです。建蔽率は平面上の制限ですが、容積率は何階まで建てられるかを制限しています。

理想の土地が見つかったら、建蔽率と容積率、両方を考えて、どれぐらいの建物が建てられるかを計算し、建てたい理想の家との兼ね合いを考えてみましょう。

斜線制限

斜線制限も忘れてはいけない制限です。3種類あり、北側斜線、道路斜線、隣地斜線です。建蔽率と容積率を満たしても、斜線制限を考えるとさらに建てられる家の大きさが小さくなることもあります。この制限は道路や隣の家の日照や風通しを遮らないようにする為に、また周辺の建物に対して圧迫感を与えないようにするために必要なものです。

日照権についてかつて問題になったこともあり、今でも問題になっているマンションやビル、戸建てがあります。知らなかった!で問題は解決できないので、トラブルにならないよう、予め確認しておきましょう。

隣地境界

どこまでが自分の土地なのかをはっきりと見える形にするために置かれるものです。田舎など、境界線が曖昧になっている所もありますが、売買となると曖昧のままにしておくとトラブルになることもあります。

それは家を建てる時も同様で、境界がどこか、塀をどこに作るかなど、隣人とのトラブルがないようにしたい所です。コンクリート製のブロックや、金属片で確認できることもあります。土地の登記を行っていれば、トラブルになった時でも権利の主張ができます。

道路

土地と道路は家を建てる時に切っても切れない関係です。まず家を建てられる土地は幅4m以上の道路に2m以上接した土地でないといけないと決められています。もし道路の幅が4m未満の場合、道路の中心線から2m離れた所に家を建てないといけません。

住宅建築目的の土地として販売している土地でしたら、家が建てられない!ということはほとんどないと思いますが、接する道路の幅が4m未満の場合、家が建てられない部分ができるので、そこは確認しておかなければいけません。

まとめ

家を建てるための土地を探す時は、周辺の環境や方角、広さや価格に目が行きがちですが、それらが理想のものであっても、よくよく調べてみると安全に暮らしにくい土地だったということや、思っていたものよりも小さい家しか建てられないという事もあります。

家族が安全に暮らせるよう、家の性能と合わせて、土地が埋め立て地なのかどうかなどを調べるようにしてください。さもないと、自然災害が多い日本で安全に暮らせる家作りが難しくなります。

土地には建蔽率や容積率など、地域のみんなが住みやすいように制限があります。ある程度購入候補の土地が揃ったら、先にご紹介した外せないポイントについても確認するようにしましょう。