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新築住宅を不動産会社から購入する際に生じるデメリットとは?

新しい木の香りがして、まだ誰も汚していない壁紙や窓ガラスが光り輝く、そんなきれいな新築住宅に入れるとなれば、どなたにとっても嬉しいものではないでしょうか。そんな物件は多くの方の憧れです。そのため不動産会社でも、新しい住宅の販売には力を注いでいる現状にあります。新しくてキレイな物件にはデメリットなんて存在しなさそうにも思えます。しかし、実は不動産会社を経由することで、新築住宅の購入の際に生じるデメリットもあるのです。どんな場合なのか、詳しくご紹介していきます。

新築のデメリットとは?

出来たばかりの住宅というのは、ほんのりと木の香りがしています。何も家具が配置されていないと、がらんどうで殺風景な反面、これから配置される家具への楽しみ、またがらんどうであるからこそ広々と見える光景がワクワク感を相乗させてくれるのではないでしょうか。そんな新築住宅は、多くの方にとって喉から手が出るほどに欲しく、そして憧れの対象となりえるものといえます。

しかし、新築にもいくつかのデメリットが存在します。不動産会社に聞くと、住宅としてまだ経歴が浅い分、どこにどのような故障や障害が起きうるのか未知数であるというところにそのデメリットが存在するといいます。故障や障害は今起きていませんが、将来起きうるという問題なのです。

例えば、台風や竜巻、水害といった自然災害による故障に関してです。その地域について、住宅を建てる前におおよその調査は行います。ですから、その調査を踏まえた形での対策はある程度講じてはいます。でも、近年の報道に見るように、自然災害の脅威は、数年前よりも格段に拡大しています。また、予測のつかない災害が発生する場合もあります。

こうした災害をいまだ経験していない住宅です。耐震構造を持っていても、それがどの程度耐えうるものか、これは実際に体験してみなければわからない問題でもあるというところです。さらに、加えて、こうした災害を経たあと、その衝撃を踏まえた家屋がどのような状態になるのか、これも実際に体験してみなければわからないことと言えます。

例えば、豪雪地域などでは1日に1メートル以上雪が積もることもあります。家屋の屋根に一晩で1メートル以上の雪が積もれば、1トン以上の圧力が家屋にのしかかることになります。1年で1度しか来ないのではありません。それが毎日繰り返すとどうなるのか、これは実際に経験しなければ分からないことといえましょう。現に、こうした事態で屋根がつぶれたり家が傾いたという事例が新築住宅でも起きている一方、同時期に作られた家では全く障害が発生しなかったというケースも起こりえているのです。

経験値の浅さというデメリットは、住んでみなければわからないところでもあります。しかし、多くの不動産会社では、過去の建築物からおおよその耐久情報を計算しています。このデメリットはある程度の計算によって予測も可能であるのです。

不動産会社に依頼した場合のデメリット

では次に、新築住宅を不動産会社から購入する、もしくは不動産会社に依頼して新築住宅を建ててもらうという場合、どんなデメリットがあるのかご紹介しましょう。先にご紹介したように、場所や災害に対するデメリットのほかにも新築住宅をめぐるデメリットというのはいくつか存在しているのです。

まず金銭の問題です。新築住宅を不動産会社に依頼する、もしくは新築住宅を不動産会社から購入する場合、その不動産会社との間でいくつかの支払い事項が発生します。もちろん建物の購入代金は発生しますが、その他にその建物の仲介を為したことを理由とする仲介手数料というのものがあります。多くの不動産会社では、新築住宅を不動産会社から購入する場合にこの仲介手数料が発生するものです。

仲介手数料とは、購入者と物件を引き合わせた際に生じた仲介にかかる費用です。それは、例え、購入者が自分の足で歩いてその土地を探したのだといってもたいていの場合発生します。というのも、例えば山奥のうっそうとした森林に囲まれた土地を開墾し、自分で整地して、そこに新築住宅を建てたという特殊なケースを除いて、多くの場合、不動産会社の何らかの仲介が存在しているからというのが理由なのです。

不動産会社は、ここに新築がありますとか、ここに新築住宅を建てられますよ、などという宣伝を行います。対象物件ではなくても、その宣伝によって、購入者は自分の欲しい物件と出会うことが出来ます。この諸々には見えない努力が積み重ねられています。もともとも土地の所有者から販売を依頼されたとか、手続きなど、諸経費はかかっています。この諸々が手数料に込められているのです。

手数料無料というケースもあります。でも、実際にどんな手間がかかり、手数料が発生しているのか、明確であるということはその土地の素性がクリーンであるという証でもあるといえます。つまりは、手数料など目に見えるデメリットがあるということでその土地の良さを図ることもできるのです。

新築購入時のチェック事項

ではデメリットも含め、どんな新築住宅を選べばよいのか、購入時のチェック事項についてご紹介します。まず、ご紹介していますようにデメリットとともいえる仲介手数料ですが、発生する場合は多いものです。ただし、どんな事象によりこの土地が販売に至ったのか、またこの建物が販売になったのか、手数料が発生する以上、聞く権利もあると考えるべきでしょう。手数料が発生する理由はしっかりと確認するよう努めましょう。

次に、周辺の情報も把握することです。ここでは不動産会社から聞くということだけでは足りません。実際に購入する対象物件へと足を運び、周辺の住民などからも確認するほうが良いでしょう。例えば、最寄りの駅はどこが良いのか、また買い物に便利な場所はどこか、バスや公共機関はどんな経路をたどるのがよいのかなどです。さらに重要なのが、緊急避難場所の確認です。そのためには、どこでどんな災害が起きたのか、付近の情報を得ておくことも大切です。

また小さなお子さんがいるご家庭では、公園の場所や学校なども確認しておきましょう。購入してから利便性の悪さに気づいても遅いのです。こうしたことは購入前にチェックしておきましょう。

そしてもうひとつ、購入時に不動産会社が支払いの見積もりを行います。ここはしっかりとチェックしてください。なにがあるかというチェックよりも、何故支払うべきなのか、どこに理由があるのかという観点でチェックを行いましょう。ときに、必要のない経費を見積もりに加えられてしまう場合もあるのです。これは悪質業者だからということではありません。不動産の状態や、傾向として、不動産会社が良かれと思い加えている項目もあるのです。しかし、それが実際に必要なのか、見極めるのは購入者本人です。吟味するためにも、しっかりとチェックすることが大切です。

まとめ

新築住宅を購入できる、そうなると誰でも胸が躍るものです。どんな生活にしようか、何を購入しようかと期待に胸を膨らませるのも良いのですが、そのままでは大きな財産を購入する際に、思わぬ無駄を作ってしまいかねません。不動産会社は、確かに販売のプロです。相談に乗ってくれる相手ではあります。しかし、最終的に判断し、決断するのは自分自身です。思わぬ失敗に至らないためにも、デメリットにも目を向け、事前にしっかりと把握し、チェックし、納得できる買い物にするよう、心がけましょう。