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災害に強い住宅とは?不動産会社が押さえるポイント

地震や台風、洪水など、近年私たちを取り巻く自然環境は変化します。自分たちの住む地域がいつどんな災害に巻き込まれるのか、全く想定できない状況下にあると言っても過言ではないほどです。そんな中で、災害に強い住宅を建築したい、探したいと誰もが思われることでしょう。不動産会社でも、こうしたことに対する取り組みは進められています。その対策はどんなものなのか、また不動産会社などでは、これからを見据え、どんなことに注目しているのか、調べてみました。

災害に強い住宅とは?

耐震性がある

家を建築する場合、その地域のこうした災害を考慮した住宅を建てることが大切です。しかし、近年の災害の連続発生や、想定規模を超えた災害などの場合、そもそも考慮していた対策が功を奏するのか、未知数な場合も多いものです。これが現在の家に対する課題ともいえます。

しかし、不動産会社などの専門部署では、こうした大きな災害にも耐えうる住宅に必要なものを日夜研究し続けています。これからの技術進歩では、どんな大きな災害にも耐久性のある住宅が誕生することもできるのです。

例えば、最近注目されている素材にガルバリウム鋼板というものがあります。非常に軽く、家の構造に負担をかけずに耐震性を強めることができます。屋根や外壁などに使用されている例もあります。

また、日本の住宅は木造や鉄骨造の軸組み構造で設計されたものが多いですが、壁式鉄筋コンクリート造だと建物の変形や揺れを抑えることができます。これまで何度も大地震が起こっている日本では、震度6強の大地震にも、中地震以下にも耐えうる住宅であると安心です。

水害に強い

日本は災害の多い国ですが、特に南側の沖縄や九州地方は、台風の発生しやすい海流に近く、特に気流の動きが激しい夏から秋にかけての時期は台風直撃の影響を受け、強風や雨、海沿いでは高波被害などで自然災害の影響を受けることが多々あります。このような水害から住宅を守るためにはしっかりとした雨戸を設置するのが対策の一つです。また、浸水したときの被害を抑えるために、高床式のような建物が宙に浮いたような設計の住宅もあります。

屋根や外壁、基礎から水が浸水してこないように、防水工事を行うことも可能です。例えば、ウレタン塗膜防水を行なえば、しっかり防水でき、点検やメンテナンスも容易です。

暴風に強い

台風や突風、竜巻など、暴風による被害も近年多く見受けられます。高い風圧でも耐えうるコンクリートパネルを住宅に採用したり、防風ネットを取り付けたりする対策方法があります。コンクリートパネルの外壁だと、木造の10倍の強度があると言われています。

選ぶためには知っておくこと

ハザードマップ(地域の状況)

住宅そのものだけでなく、自分が家を持とうとしている地域とはどんな環境なのか、近年に発生した災害はどんなことだったのか、これを知っておくことが大切です。

その地域にはその地域特有のウィークポイントがあります。どの地域にもどうしても生じるポイントです。そして災害が発生するとそのポイントから問題は生じるものです。被害を最小に抑えるにはこのポイントを知っておくことが大切ということです。

知るためにはハザードマップの確認、また近隣住民から聞く、また行政機関への確認など、方法は様々にあります。こうした手間を惜しまないことが大切ということです。また、実際に地域に足を運び、自分の目や耳で情報を得るのもよいでしょう。

土地の状況

災害に強い土地とは、すなわち地盤の強い土地です。低地や海岸沿いの埋め立て地などは、水が集まりやすいので、地盤が弱いエリアです。

また、住宅を建てる敷地がどのくらいの重さの建物を支えられるのかを表す地耐力というものがあります。地耐力が弱い土地だと、建物が傾いたり、倒れたりする恐れがあります。したがって、土地の状況も調べておくことが重要です。

防災に関する建築技術

現在の建築技術はかなり進化しています。現在発生している災害にも対応できる技術は十分反映されている家は多く存在しているのです。

では、どうしたらそんな耐久性のある家を手にすることが出来るのか。そのためには、まずこうした家を選ぶために知っておくべき情報があります。その情報をキャッチしておくことが大切なのです。

不動産会社や住宅メーカーなどでは、近年の災害に対する対策に力を入れています。全国各地で発生している地震、また洪水や強風の影響を受ける台風、また大雪で生じる降雪、さらにはこうした災害によって引き起こされる停電などに対する対策です。

この対策の情報は、各不動産会社や住宅メーカーのホームページなどでも紹介されていますから、私たちでも手軽に閲覧することが出来ます。

不動産会社が必ず押さえるポイントは

耐震・制震・補強

不動産会社や住宅メーカーでも、購入者が安心して長く暮らせるような様々な対策を講じています。ときに、業者によっては、どこかポイントに特化した対策を講じているというケースもあります。自分の希望に叶えば、安心度もより高まることになります。選ぶ際には、この自分の希望と不動産会社や住宅メーカーのポイントが合致するかを調べるのが肝心です。

例えば、不動産会社や住宅メーカーで特に力を入れているのは、耐震補強です。新築の場合は建築の際、また中古物件であっても新しい購入者に販売する前に、その耐震強度に関しての診断を行うのが一般的です。近年の家は特に耐震能力が高いと言われています。1980年代以降に建築された住宅であれば、中古物件であっても震度7程度の揺れには倒壊しない能力を備えていると言われています。

しかし近年は倒壊しないというだけでは足りず、揺れの程度を最小限に抑えるという制震対策も進められています。高齢者や小さなお子さんが暮らすご家庭の場合、揺れによってバランスを崩し倒れて骨折といった怪我を生じる場合がありますから、こうした対策は嬉しいところでしょう。不動産会社や住宅メーカーでは、こうした揺れに対する備えにもポイントをおいている業者があるのです。

電力供給

また地震だけではありません。北海道で発生した地震を基点として数日間停電が続くブラックアウトに対する対策を進めている不動産会社や住宅メーカーもあります。自宅へのソーラーパネルの設置、電気自動車を活用した蓄電システムなどへのポイントをおいている業者もいます。

防水

台風や洪水などの大きな被害から守るだけでなく、普段からの雨水対策も重要です。雨水の侵入を防ぎ、構造体の錆を防ぐことに強化している住宅メーカーもあります。屋根、外壁、サッシ、バルコニーなどの防水設備、性能をチェックしておくとよいです。

まとめ

災害に強い安心して暮らせる家は、やはり安心できる不動産会社や住宅メーカーを選ぶということが肝心なのです。その安心できる会社を選ぶためには、実際に自分の目や耳で見て聞いて確認すること、そして自社努力がどこまで進んでいるのか知ることが要となります。また、住宅そのものだけでなく、エリアの環境、土地の状況をリサーチしておくことも重要です。

様々な会社の話を聞いて、自分なりに吟味し、納得できる家を見つけることが出来れば、災害に不安を感じることも減るかもしれません。