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不動産会社とマンションの契約をする前に

憧れだったマンション購入。例えば、一人で老後を暮らすため、また結婚してこれから家族が増えるため等、マンションを購入する決意をするきっかけは様々に存在します。では、その購入の際にどのような手続きを行うのかは、ご存じでしょうか?どんな手続きや契約が待っているのか、自分はどんな準備をしておくべきなのか、意外にも知らないという方は多いようです。そこで、不動産会社に赴く前に、購入の契約にかかる様々な事柄や、購入後の問題点など、詳しくご紹介していきます。不動産会社に聞けない初歩的なご説明もさせていただきますよ。

不動産会社でマンション購入するときには

マンションを購入する場合、やはり対象の物件を取り扱っている不動産会社などに赴くことでしょう。でも、購入にかかる契約事項や手続きなどをしっておかなければ、不動産会社で意味が分からないことばかりとなってしまうことが予想されます。そうならないために、ここでマンションを購入するする際の初歩的な手続きについてご紹介しておきましょう。

まずマンションを購入する際に最も重要なこと、それは購入資金です。これまで貯めた資産があるという場合、またどこかの金融機関でローンを組む場合など、その資金は様々なところが出どころとなることでしょう。しかし、自己所有の貯金でも、またどんな金融機関のローンでも、問題点はあります。例えば現金一括で購入するという場合です。なかなか現金一括でのお支払いというのはないかもしれませんが、なかには長年コツコツ貯めたという方もおられるでしょう。実は、現金一括の場合でもすんなり購入手続きとならない場合があります。それは、そのお金がクリーンなものと裏付けられないからということなのです。

自分ではお金の出どころは分かっていますね。もちろん自分で貯めたのなら明確です。しかし、他者はそのことを知りません。さらに言えば大金を一括で支払えるなんて逆に怪しいなんて思う場合もあるのです。海外でもキャッシュで払うより、クレジット決済のほうが信用度が高いもの。実は、マンションなどの高額買い物ではキャッシュよりもクレジット決済のほうが信用性が高い場合は多いのです。

一方、金融機関のローンに関しても問題点はあります。どこの金融機関でも良いという場合もあれば、特定の金融機関でなければ信用できないとされる場合もあるのです。すなわち、マンションを購入する場合には、その購入先に見合った金融機関を選ばなければならない可能性があるということです。また金融機関のローンに関しても、就業年数や家族人数、他の債務など審査によってローンの許可が下りない場合もありますから、こちらも併せて確認しておくべきでしょう。

マンション購入を決意した場合、多くの方が「まずは物件探し」とお考えのようです。しかし、こうした金銭的問題で契約が締結できないという可能性もあるのですから、物件探しと併せてこうしたことの確認や事前の把握を行っておくべきなのです。

契約までの流れ

では事前の確認を済ませたら、次は何をするべきか、もちろん希望の物件を探すという手続きを行いましょう。不動産会社に希望の間取りや金額、またエリアなどを伝え、より多くの物件を確認することがオススメです。この場合、新築しか購入する意思はない、もしくは中古でもリノベーション工事されていれば良いという意思があれば、事前に伝えるのが良いでしょう。

こうして希望の物件に巡り合えたのなら、次は契約です。まず、契約には双方の合意がなければいけません。マンションを購入したいという意思を伝えれば、速やかに手続きがなされるというわけではありません。マンションの売主と購入者の意思が合意されて、初めて契約が行われるのです。ですから、例えば「この物件、気に入った」となったら、不動産会社は次に売主に、購入したい人の事項を伝え「こういう人がこの物件を購入したいそうです」と伝えます。そして売主が合意に至れば初めて購入に向けての契約が取り交わされるということになります。

契約の際には、支払いをどうするのかについても決定します。多くの場合がローンでの契約となるようですが、ここでもいくつかのポイントがあります。まず、ローンを組むという場合、その物件は全額を支払うまでは抵当権設定がなされます。物件は、ローンを支払い終わるまでの担保となるのです。担保のない状態でローンを組む金融機関はほぼありません。

この抵当権を設定するにあたり、マンションは登記がなされます。基本的にマンションの登記は強制ではないのですが、ローン設定などを行う場合、財産としての登録をしておかなければ万が一の場合に大きな損失となってしまいます。そのため、金融機関は登記を前提にローン設定を行っているのです。

この登記ですが、自分の財産に対しては本人が行うことは問題ありません。でも、登記手続きは法律用語があったり、手続きが難しいなど、誰でも簡単に行うことが出来るものではありません。こうした手続きを本人からの委任を受け行うのが司法書士です。不動産会社のなかには、専門の司法書士と提携し、その書士さんに手続きを行ってもらうことも含めて契約を行っているところもあります。

そのため契約の際にはこうした付随事項がどこまであるのか、しっかり確認する必要があるのです。

契約書取り交わし前に確認しておくべきこと

また契約書を取り合わす前に、確認しておくべきこともありますので、併せてご紹介しておきましょう。まず、不動産会社の中には、悪質な手続きを行っている企業も存在するのが現状です。基本的に大手の不動産会社では、悪質なマンション販売を行っているところは少ないものの、ノルマのためであったり、また自分の保身のため、さらには契約金搾取などの邪な輩による問題も起こらないとは限りません。そのため、まずは信用できるのか否か、というところをしっかりと確認するよう努めましょう。

具体的に、契約に関する手続きを複数で行い、なるべく書面で明確にしていること、また分からない事項がないのか常にこまめに確認してくれるなどということをチェックしましょう。さらには、契約前の説明書に関しても、日付がしっかり明記されている、担当者名が記載されているなどの確認も忘れてはいけません。実際の契約に至らないこうした書面でも、その企業の丁寧さは伝わるものです。契約に至らずとも、細かな部分へも配慮を欠かさない企業はまず安心できる場合が多いものです。

また、不動産会社があまりに遠いなど、来訪するに難がある場合は避けましょう。問題が発生したとき、わざわざ時間をかけて不動産会社まで足を運ぶのは面倒になってしまいます。何かあったときというのは、.意外と多くあるものなのです。ですから、赴きやすさというのは大変大切なポイントでもあることを心得ましょう。

さらに物件の内見は、欠かさず行いましょう。安い買い物ではありません。契約してから失敗したということの無いよう、まずはしっかりと自分の目で見て納得できるものなのか把握することが肝心です。内見によって対象物件のエリアを知ることもできます。併せてどんなエリアなのかもリサーチすることをオススメします。この際、周辺の環境を見たり聞いたりしておくことも大切です。

契約書ではわからない部分は自分の目や耳を使い、納得できるまで確認するよう努めましょう。

まとめ

マンション購入はなかなか根気のいる作業です。自分と相性の良い物件を探すこともそうですが、金額やその物件の存在するエリアなど、確認すべきポイントが大変多いからです。しかし、努力の上には必ず結果が存在するものです。頑張った分だけより良いマンションに出会う確率は上がる可能性があります。こうした物件探しももちろん大切ですが、より良いマンション購入には、なによりより良い不動産会社を選ぶことが大切です。納得できる不動産会社との契約は満足いくものとなります。頑張って自分と相性の良い会社を探してみましょう。